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歯科開業ブログ「週休3日の歯科医院」

「週休3日の歯科医院」NEW

2025/06スタッフ採用・育成
ポイント
  • ・働き方改革!歯科医院でも可能です
  • ・今どきの採用活動を左右する重要ファクターとは?

“進んでる医院”はもう実践中!

どの職場でも、このところの人手不足は深刻です。
「お金を使っていくら求人広告を出しても応募がない」なんていう歯科医院もあります。一方、そんな苦労している医院とは逆に「採用(人材)を確保できている」という医院も。何か差別化のポイントがあるのか、少し調べてみました。
すると、週休3日制を導入している医院がありました。働き方改革の一環として、休暇を増やす取り組みを実践する歯科医院がでてきているのです。歯科衛生士さんが複数名在籍している医院をみてみると「週休3日制」を導入しているところが何軒もありました。

規定労働時間を「月単位」で考える

では具体的に「週休3日」の中身を見ていきましょう。
法定の労働時間は1日8時間ですが『月単位の変形労働時間』を採用します。例えば1日10時間労働でも週4日勤務の場合、週あたり40時間になりますので週休3日が可能です。
スタッフに関してはシフト制を導入して週3日休んでもらえば、医院を3日閉める必要はありません。1日の労働時間は長くなりますが、週に3日休めると“拘束される日”は減ります。出勤日の休憩時間も少しの工夫で週休3日の手助けに。お昼休憩を2時間にする歯科医院も多いと思いますが、1日の拘束時間は自ずと長くなります。そこを、週休3日導入に向け昼休みを1時間にするのもひとつの方法です。慣れるまではちょっと疲れるかも知れませんが「自由にできる日が増える」ことを、魅力に感じるスタッフも多いのではないでしょうか?

応募者がチェックするのは収入よりも…

働く側にとって、もちろん「高収入」は魅力ですが、今の時代「有給休暇もしっかり取れる休暇の多い職場(歯科医院)」の方が好まれる傾向に。お金よりも休みの方が大切!という訳です。休暇が多いとスタッフはプライベートに充てる時間が増え、旅好きな人は自由に旅行にも行けますし、親しい人と過ごせる時間も増えます。結果、そのような歯科医院は求人広告を出しても応募が多く、理想的なスタッフが集まりやすいようです。

この「週休3日制」、必ずしも新規開業時から簡単に導入できる制度とはいえませんが、ある程度軌道に乗ったのにスタッフ採用が思うようにいかない、という場合は導入を検討してみても良いかと思います。

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