準備しておきたい口座の数
もちろん銀行口座は1つでも問題ありませんが、いくつか準備しておけば資金管理がしやすくなります。複数の銀行口座を持つ場合、どのような選択肢があるのか改めて確認しましょう。
① メインの銀行口座
事業のお金とプライベートを分けるため、医院のお金管理のための専用口座をつくりましょう。このメイン口座は主に「社会保険」や「国民健康保険」など保険診療の振り込み口座に指定。同じく借入金の返済もこの口座に合わせます。
そのほか、水道・電気・ガスなど公共料金や通信費、クレジットカードの引き落としもこのメイン口座を利用するのがおすすめです。
② ネット銀行の口座
職員(スタッフ)への「給与振込み」や「歯科材料費の支払い」用として、あらかじめ毎月決まった日を指定して振込み予約ができる、ネット銀行の口座も準備しておくと便利です。うっかり忘れてしまった!ということもなく、余裕を持って振込みが完了できます。(ネット銀行についてはこちらのコラムで解説しています)
基本は上の①と②の2口座を準備しておけば問題ありません!さらに細かく貯金管理をしたい人、納税に不安のある人は追加で口座を作りましょう。
③ 貯金用の口座
「普段使う口座にお金があると、ついつい使ってしまう!」という人は、ある程度お金が貯まった段階で移動できる別口座を持っておけばよいでしょう。
医療用器械など設備投資のための資金も必要です。専用口座に毎月決まった額を貯めておけば、器械の買い替えなどに充てることもできます。
④ 納税用の口座
事業を行うと所得税や住民税など「税金の支払い」が発生します。ミスなく管理するための納税用の銀行口座も持っておけば安心です。運用としては、事前に1年間の納税額を計算して1ヶ月分の支払額を納税用の口座に入金し、税金の支払いがあれば、納税口座から支払います。
口座は目的別に準備を
一方、生活費はプライベートの口座に定額を入金し、その範囲内でやりくりするようにします。このように目的別に口座を分けておいたほうが、より事業資金の管理もしやすくなりますので、口座開設の際は参考になさってください。
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