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歯科開業ブログ「『開業計画書』を作ろう」

「『開業計画書』を作ろう」

2023/06経営安定化の秘訣
ポイント
  • ・漠然とした理想だけでは進まない開業準備
  • ・開業イメージを具体化できるツール!
  • ・計画書に必要な項目は?
  • ・プロのサポートを利用するのも一考

立地・資金・売上…開業後の自分をシミュレーション

開業を思い立ったらやらなければならないことが沢山出てきます。中でも、私はまず「開業計画書」を作ることをお奨めします。自分の頭の中の漫然とした開業イメージが整理され、より具体的になります。
「開業計画書と言ってもどんな内容を記せば良いの?自分の考えているもので合ってるの?」そんな先生もおられるかと思います。難しく考えず、まず以下の手順で作ってみましょう。

<1> どこで開業するかを決める
おおまかに開業するエリアを決めます。どの都道府県や市町村で開業するのか。
鉄道路線で開業したいのか。最寄り駅はどこにするのか。その駅は1つではなく複数の候補があるのか。
そんな駅近ではなく生活道路沿いの場合は、どのエリアの国道や県道沿いで開業するのか見込みをつけましょう。

<2> テナント?戸建て?開業形態を決める
開業する形態を決めるのは大事な選択です。都市部はテナント開業が多いですが、地方は戸建て開業が多いのが特長です。費用も大きく変わるのでしっかり検討しましょう。

<3> 開業にかかる費用を算出
医院の開業には、最低でもこれらの費用がかかります。

・器械、材料の費用
・内装の費用
・テナント保証金と前家賃
・その他の開業費
・運転資金
・戸建て開業の場合は別途土地建物の代金

実際に開業する時には正式な見積書が必要になりますが、おおよその目安を把握したい時など、モリタの開業担当さんがサポートしてくれます。ぜひ気軽に相談してみてください!

<4> 売上はいくらくらいあげられるか
毎月どれくらいの診療収入をあげられるか。ご自身が勤務している医院の診療収入を参考に考えてみましょう。今の売上をベースに、開業後、どれくらい売上を見込めそうか予想します。

ここまで、計画書には必須とも言える4項目を紹介しました。こうして少しずつ具体化して考えると、開業するエリアの土地相場や家賃相場、建築代金などが把握できます。さらに、テナント開業を考えると内装の金額を把握でき、ユニットの台数が分かると医療器械の目安が分かってきます。

プロのサポートでさらに役立つ計画書に!

計画書も大事ですが、最終的に「自分があげられる診療収入から材料や技工料を支払い、家賃や給与などの経費を支払ってもやっていけるのか」がポイントになるのは言うまでもありません。
ご自分で計画を組み立てるのが難しい時は、ぜひプロに相談を。先程も紹介したモリタさんの開業担当さんや、会計事務所に相談するのが賢明です。

そんなプロのサポートも取り入れてシミュレーションすると、毎月の利益も明確になってきます。生活できる利益をあげられるか、無理のない開業計画で資金負担をかけすぎていないか、といったおよその目安も立てられます。
このように、具体的な数字に落とし込んで開業を具体的にイメージしていきましょう!色々頭の中だけで考えるよりも、その方がずっと安心感が増すはずです。開業を予定されている先生は、これを機会にぜひ一度「開業計画書」作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、開業前のご相談は森川会計でも受付中です。ご希望の先生は事務所までご連絡を!

>>森川会計へのお問い合わせは
歯科開業・歯科経営サポート「税理士法人 森川会計事務所」

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