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歯科開業ブログ「東京の家賃と開業場所」

「東京の家賃と開業場所」

2022/05経営安定化の秘訣
ポイント
  • ・東京23区のテナント料事情
  • ・地方開業のメリットを考える
  • ・見過ごし厳禁!都内の住居費

23区内はどこをとってみても…

先日、開業相談で都内の駅前のテナント家賃が70万円ほどすると聞きました。広さは20坪。都内の駅チカ物件とはいえ、そんなに高いのか!と驚きました。
そこで少し調べてみたのですが、私の事務所がある恵比寿も同じような金額で、1階の店舗は坪3万円を超えていました。

振り返ってみると、この10年で東京の家賃は値上がりした印象が強いです。その原因はやはり地価の高騰。特に歯科の開業は駅前を選ぶことも多いので、その影響をモロに受けて家賃も値上がりすることに…。

これだけ高いと、東京で開業するのは本当に大変です。

地方開業を想定して分かったこと

都内開業一点張りから視野を広げ、地方に目を向けてみるのはどうでしょう。地方都市でも中心部の地価は値上がりしましたが、それでも東京よりもはるかに安くつきます。賃料も安くなるのでより開業もしやすくなります。さらに地方都市の鉄道のない生活道路での開業となると、さらに安く!

このように地域によって、地価や賃料に随分開きが出ますが、一方、保険点数は全国一律。診療収入が同じなら、家賃が安い方が断然経営は楽になるはず。しかも、東京は歯科医院数も多く、患者さんの獲得競争も年々激しくなっているのが現状です。そうなると、医院経営は地方の方がやりやすいという印象は否めません

都内と地方の住居費を考える

改めて都内の賃料の高さに驚いたところですが、考えないといけないのは医院の家賃だけではありません。生活するには家が必要です!家賃を払うか住宅を購入することになります。その点を考えても東京と比較して地方はメチャクチャ(?)安い!!もはや東京が高すぎるのだと思います。

都内の新築マンションだと1億円が当たり前。ここだけの話…金額の割に大して広くもないです(失礼)。これが地方だと、中心部から車で10分も走れば“豪邸”が建つほどです。住居費は人生の中で一番お金がかかる部分だと言われます。マイホームや住宅ローンも考えて開業場所を選ぶのもひとつの方法です。

それでも都内開業を目指すなら

そうはいっても、やはり東京で開業したいと考える先生はまだまだ多いですね。

かくいう私も地方から東京に来た人間なので気持ちは分かります。ましてや東京で生まれ育った先生ならなおさら思い入れもあり、住む場所はそうそう変えられないものです。

賃料・居住費、医院経営のしやすさなど総合的にみて地方には思いの外メリットが多いと書いてきました。それを踏まえて東京での開業を目指す先生は、開業場所の賃料や面積を十分吟味し、支払える家賃をしっかり把握しておきましょう。

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