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開業は戦いだ!開業は戦いだ!

歯科開業ブログ「開業にかかるお金」

「開業にかかるお金」

2022/03経営安定化の秘訣
ポイント
  • ・開業で費用がかかる主な項目をおさらい
  • ・思ったより多い?少ない?「開業に必要な平均額」

資金準備で必ず押さえておきたい項目

久しぶりにお金にまつわるお話を。
言わずもがなですが、歯科医院を開業するには沢山のお金がかかります。今回は、医院をつくるにはどの部分に費用がかかるのか、見ていきましょう。準備を進めている先生がたも“おさらい”のつもりで確認してみてください。

<内装工事>
医院づくりに内装工事は不可欠です。医院の受付や診察室をどんな内装にするか。設計事務所や工務店に見積もりを頼んだ後に契約します。ここで見過ごしてはいけないのが「歯科医院は床下に配管工事が必要」ということ!床上げ分の高さを考慮する必要があります。実は、このように歯科医院ならではの内装事情もあるので、歯科医院設計の知識に長けた業者さんが安心です。

<器械・材料>
歯科用チェアやパノラマX線装置などの器械です。本体だけでなくバキュームやコンプレッサーなども必要。歯科材料や器具類も最初にそろえておく必要があります。これらに大きな予算を割く先生も多いですね。

<テナント保証金や前家賃>
テナント契約には保証金が必要です。また、不動産会社に仲介手数料と開業までの家賃がかかります。家賃見積もりの際は「テナント契約から開業までの期間」を把握しておく必要があります。

<運転資金>
皆さんが頭を悩ませる運転資金。歯科医院は開業した月からスグにお金が入ってくる訳ではありません。保険収入は2ヶ月後の入金です。また、経営が軌道に乗り、それなりの売上になるまで最低半年から1年くらいは見込んでおいた方が賢明です。この「軌道に乗るまでの運転資金」のことを忘れないように!
その他、開業費用に待合室の椅子や小物などの消耗品費。求人広告や診察券、ホームページ費用…なども運転資金として認識しておく必要があります。

開業にかかるお金の総額は?

準備に必要な(お金関係の)主な項目をおさらいしてみました。もちろん先生にもよりますが、おおよその金額でいうと5000~6000万円が開業にかかるお金の目安と言えそうです。

最近の傾向では開業当初から歯科用CTを設置する医院も増えました。その場合はさらに初期費用が増えることになります。借入額と返済と照らし合わせ、しっかり開業計画を練っておきたいもの。資金繰りは開業の重要課題とはいえ、現状の知識だけではちょっと不安…そんな先生のための歯科開業セミナーも開講しています。オンラインで気軽に受講いただけますので、是非一度受講してみてください。

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