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歯科開業ブログ「自費診療を増やすには?」

「自費診療を増やすには?」

2021/06経営安定化の秘訣
ポイント
  • ・「自費診療UP」は相談が多いテーマ
  • ・開業初年度のアプローチにはコツが要る
  • ・まずは保険診療の患者さんを増やすことから!
  • ・患者さんとの相互理解が大切

自費診療スタートダッシュは是か非か!?

新しく開業した歯科医院が自費診療を増やすためには、何をすればいいのでしょう。
こういった事にも優先順位があります。まず1年目は着実に保険診療の患者さんを増やしましょう。「自費率を上げたい」とはよく相談される内容ですが、いきなり!ではなく、保険診療がある程度の件数になった時点で、徐々に自費率をあげていくよう説明しています。

「信用できる?」新患さんは先生と医院を観察しています!

とかく、初めて来院した患者さんは不安です。この歯医者さんで治療は大丈夫だろうか。高い治療費を請求されないだろうか。患者さんたちはそんな心理状態であなたの治療を見ています。患者さんが特に気にする点は次の2点
①この先生の治療技術は大丈夫だろうか。②この先生は本当に信頼できるのか。

それを判断するために、接遇の様子や医院の雰囲気をよく見ておられます。
そこで、まずは信頼関係を築くことが大切。できるだけ丁寧な接遇で患者さんに安心してもらえるようにしましょう。前述のように治療も保険診療を優先し、この歯科医院は費用的にも良心的だと理解してもらいましょう。自費診療はそんな信頼関係ができてから、本当に自費にした方がいい場合、丁寧に説明します。

患者さんの見極めも大事

「徐々に薦める」もう1つの理由は、院長自身も初めての患者さんはどういう方なのか分かりません。どんな仕事をしている人なのか?経済状は?クレーム気質はあるか?など、保険診療をしながら自然に患者さんの属性を把握したほうがトラブルも少なくなります。新患でいきなり高額な治療費を説明すると患者さんも驚いてしまい、良くない噂をたてられかねません。新しい患者さんが医院を見極めるのと同じように、開業後、慣れるまでは院長も患者さんの見極めが必要です。

「保険診療から着実に」が近道

このように、まずは保険診療の患者さんを増やして信頼関係を築くのが先決!
患者さんが増えてきたら、診療に高い意識の患者さんを見極めて自費診療を奨める。無理なく自費率UPを目指すならそれが一番安心な近道だと言えます。

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