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歯科開業ブログ「歯科医院のスタッフ採用② アピールすべき5つのこと」

歯科医院のスタッフ採用② アピールすべき5つのこと

2021/03スタッフ採用・育成
ポイント
  • ・面接で応募者にアピールしたい5つのポイントを確認
  • ・採用は“選ばれる”場でもあることも認識
  • ・福利厚生面の整備が強みに
  • ・普段の雰囲気を伝えるにはスタッフの協力も不可欠

院長は面接官として「明るく柔和」なイメージを与える

前回から医院スタッフ募集の際、ヒントとなるようなテーマを取り上げています。今回は、理想的な人材確保に向け、採用側(医院)が応募者に向けてアピールしたいポイントを考えます。

● 面接はにこやかに!
面接を行うのは院長の場合がほとんどかと思います。院長として、どんな人が応募してきたかを面接で見定める感覚ですが…実は、面接にやって来た応募者も同じく“どんな病院かを見定める”気持ちで来ています。
「院長はどんな人なのか」と逆面接されていることをお忘れなく!

今は応募者側が売り手市場。特に、実績のある即戦力の人材は、院長を選んでいると言えます。面接に来た人に良くない印象を抱かれないよう、笑顔で話しかけるような感覚で面接に臨んでみましょう。

● 楽しい医院をアピール!
面接を行う院長だけではなく、その医院で働いているスタッフの皆さんも、堅苦しくないメンバーであることをアピールしましょう。
これから働く人にとって、職場のムードや人間関係はとても大切な判断基準です。仕事内容を丁寧に説明することもさることながら、先輩スタッフと一緒に、和やかに楽しく働ける職場であることもしっかり説明しましょう。

応募者がチェックする「有給休暇・社会保険」

● 社会保険完備は大きな強み!
スタッフが安心して働けるベースとなる社会保険。採用条件に「社会保険完備」と書くところも増えました。

医療法人は社会保険の加入が必須ですが、個人事業では常時雇用する従業員が5人以上の場合、社会保険の加入が必要です。5人未満の場合は加入しなくても問題はありません。

ですが、そんな個人の小規模医院でも採用条件をよくするため、社会保険に加入する医院が増えてきました。個人であっても加入したほうがいいのか?特に必要ないのか?あらかじめ検討されることをおすすめします。

● 有給休暇のとりやすさについても説明を!
昔は有給休暇そのものがない医院も多くありました。と言うのも、患者さんの予約が決まっているため、急に有給休暇を取得されるとシフトの再調整がとても大変になる、という理由があるからです。そのため、現実的に有給休暇を取るのが難しいという医院があったのです。

でも、今はもうそんな時代ではありません。あまりに有給取得率が悪いとトラブルになることも。日頃から余裕のあるシフトを組んで、事前に休みを取らせる体制も必要です。逆にきっちりとれる医院は、有給の取りやすさをアピールできます。

従業員目線のアピールも大切

● スタッフの協力で雰囲気を伝える!
応募者に伝えたい一番のポイントは「なごやかな雰囲気」!一通りの面接が終わったら、スタッフと少しお話してもらう場を設けてみるのも良い方法です。

院長はじめ、スタッフ同士が和気あいあいと仕事ができる職場ムードを感じてもらいましょう。例えば「お昼前に面接をし、その流れで自然にスタッフが応募者をランチに連れていく」という医院もあります。食事をしながら、スタッフから医院の雰囲気をざっくばらんに話してもらいます。「ここなら楽しく仕事できそう」と感じてもらえそうな、なかなか良いプランですね。
今は院長が選ぶだけでなく、応募側も働く医院を選ぶ時代。採用時、自院の良いところを最大限に理解してもらい、少しでも多くの方に選んで働いてもらえるよう工夫しましょう。

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