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歯科開業ブログ「失敗しない集患対策-⑧ ~ホームページをつくろう!<その2>
~ コレだけはやってはいけない!業者編~」

失敗しない集患対策-⑧ ~ホームページをつくろう!<その2>~ コレだけはやってはいけない!業者編~

2020/09患者さんを増やす方法
ポイント

今回は、ホームページを立ち上げることになった時依頼することになるであろう「業者さん選び」のお話です。
安易に考えていると、知らない間にダマされたりトラブルに巻き込まれたりしてしまうかも!
知見豊かな森川先生のアドバイスは要チェックです。

<1>手当り次第の電話営業や飛び込み営業で来た業者を選んではいけない !

歯科医院には毎日のように何らかの営業電話がかかってきているはずです。時には突然飛び込みで営業担当者がやって来ることも。もちろん、そのような業者さんが全て悪いとは言いませんが、私はかなりの確率でトラブルになる率が高いと認識しています。忙しい中、いったん電話に出ると最後、なかなか切ってもらえません。飛び込み営業の中には契約するまで帰ってくれない、なんていうケースも…。

また「本日中にご契約いただければ、特別に20%お安くします」などと言葉巧みに営業され、そのまま流れでハンコを押してしまったり…!

なんだか怖がらせているようですが、原則、電話と飛び込み営業の業者は避けるのが賢明です。やはり信頼できる方からの紹介や、ネットで探してピン!と来た業者に自らアプローチするほうが断然良い結果に。

<2>いきなり長期の契約をしてはいけない!

ホームページ業者(制作会社)によっては「5年リース契約」を契約条件にしているところも散見します。もちろん、こちらについてもそのような契約自体がいけない訳ではありませんが、これまでさまざまなトラブル事例が耳に入っています。ここからは実際にあったトラブルを振り返ります。

一番ひどいのは、契約して1、2年後にその業者(ホームページ制作会社)が倒産してしまうケース。このような場合、その会社とクレジット会社が別なので、倒産後、ホームページの更新・メンテナンス等が無くなっても、支払いはそのまま続きます。あくまで「クレジット会社から5年ローンの返済でお金を借りてホームページを購入した」という理解が必要です。

長期契約のよくあるトラブル

今度はよくあるトラブルです。その業者の最初の担当者は集患に結びつく提案をしてくれたり、ホームページの更新も早期に対応してくれたりと問題はなかった。ところがいつの間にか連絡が途絶え、気になって会社に連絡したら、その担当者は既に退職していたというケースです。

後任の担当者は連絡をしても不在がちで折り返し連絡も無く、ホームページの更新も遅れがち。あまりに前任者との対応の差が大きいためクレーム電話を入れても結局なしのつぶて。最後に業を煮やして解約を申し出ても、支払いは解除されませんでした。

先程も触れましたが、長期契約の場合はクレジット会社が別なので、ホームページを解約しても残債を払い続けることになってしまうのです。 このようなトラブル事例もあり、よほど信頼できる業者でない限り、5年等の長期契約はお奨めできません。

ホームページ制作業者との理想的な契約

最初にドメインやレンタルサーバーは自身で契約し、ホームページ代金は一括で支払う。更新は3か月後に1度依頼し、その後は更新の都度追加料金を支払う。これだと保守料を支払わなくても問題はなく、内容的にも理想的です。どうしても保守契約するときは1年を限度にするか、支払っても小額にしておきましょう。

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