集患につながるホームページとは?
歯科医院を多くの人に知ってもらうための手段は多岐にわたりますが、これから開業する先生にとってホームページは必須です。いったいどのようなホームページすれば良いのか悩むところです。今回はホームページを作る際のポイントを説明します。
制作前に知っておきたいポイント
<1> 電話番号は大きく
患者さんは、まずホームページをみて医院に連絡をすることが多いようです。そのとき電話番号がわかりにくいとどうでしょう?問い合わせ先を見つけるのに手間がかかると面倒くさくなり、そのまま離脱、ということも。ホームページのトップ画面には、大きく電話番号を載せておきましょう。
<2> 診療時間と地図はワンクリックで表示
診療時間と医院の場所は、患者さんは必ずチェックする項目でとても重要な情報です。
医院の診療時間と医院の地図は、トップ画面からワンクリックで表示できるようにしておけばベストです。
<3> 笑顔の写真
診療時間や地図などの次に患者さんが見るのは院長です!ホームページに院長の写真を掲載しましょう。親しみやすさが伝わるような笑顔の写真が良いですね。思うような写真の手持ちがない場合、思い切ってプロのカメラマンに依頼するのもおすすめです。
<4> スマホ対応は必須
今はスマホで見られる方がほとんどです。パソコン版だけでなくスマホにも対応しておきましょう。
<5> ブログは更新が大事
ホームページにはブログのページもつくり、なるべく院長が更新するようにします。その方がホームページの検索順位があがるというデータも。先生の中には「そんなに毎日毎日特別なことがあるわけでもないよ」と、言う方もおられると思いますが、例えば「今日のランチ」についてでも構いません。途中で止めてしまわず、継続することが大事なのです。
<6> 予算を決める
ここまでホームページの内容について触れてきましたが、これらの内容を加味してホームページの予算を決めます。費用は20~60万円を目安に考えておけば問題ありません。ページを増やしたり、内容を充実させれば費用も上がります。余裕があれば歯科に詳しい業者さんに依頼する方法もあります。少ない予算ならネットなどで予算範囲内でできる制作会社さんなどを探して依頼するのも良いでしょう。
<7>「ホームページ0円」「月々〇円」の契約は要注意
「初期費用なし、月々いくら」といった内容の契約もありますが、これはおすすめしません。仮に月3万円だとしても5年契約だと180万円に。しかも途中解約できない契約か、信販会社にローンを組んでいるという形だった場合、たとえ依頼したホームページ会社がなくなってもローンは残ります。というようなことも納得して契約するなら良いのですが、安易な契約はしないよう気を付けましょう。
<8> 保守はしない契約
ホームページは制作費だけではなく「保守」にも費用がかかります。しかもそれが意外と高額になることも。できるだけ渡し切りのホームページにして、修正発生のたびに料金を支払うようにしましょう。対策として独自ドメインとレンタルサーバーは自分で取得しておくのがおすすめです。
ローン契約や保守料も信用できる制作業者さんで納得して契約されるならOK。業者さんの判断ができないときは、最初は低予算で作り、後からグレードアップするのが安心です。
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